ガウフが初戦で敗れる番狂わせ、ジャバーとサカーリも3回戦に進めず [カタール・オープン]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「カタール・トタルエナジーズ・オープン」(WTA1000/カタール・ドーハ/2月11~17日/賞金総額321万1715ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのココ・ガウフ(アメリカ)がカテリーナ・シニアコバ(チェコ)に2-6 4-6で敗れる番狂わせが起きた。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、ガウフはこの試合が初戦だった。ガウフは1ゲームしかキープすることができずに第1セットを落としたあと第2セットで4-0とリードしたが、シニアコバがそこから6ゲームを連取して1時間20分でガウフに対する2勝目(5敗)を挙げた。

「とても誇りに思う。言葉が出てこないわ。本当にうれしいし、ここにもっと長くいられることに興奮している」とシニアコバは試合後のオンコートインタビューで語った。

「自信を感じているし、いいプレーができている手応えがあるから本当に満足している。この調子を維持してもっといいテニスを披露できるよう願っている」

 シニアコバは次のラウンドで、マリー・ブーズコバ(チェコ)を6-4 7-5で破って勝ち上がった予選勝者のダニエル・コリンズ(アメリカ)と対戦する。

「次も厳しい試合になりそうね。彼女(コリンズ)は非常に攻撃的な選手だけど、また次の試合をプレーできることがうれしいから全力を尽くすつもりよ」

 この日初戦に臨んだガウフ以外の上位シード勢は第3シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、第5シードのジェン・チンウェン(中国)、第8シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が3回戦に駒を進めたが、第4シードのオンス・ジャバー(チュニジア)と第7シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)は敗れた。

 リンダ・ノスコバ(チェコ)がサカーリに3-6 7-6(2) 7-5で逆転勝利をおさめ、レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)はジャバーを6-3 6-2で退けそれぞれシードダウンを演じた。

 そのほかの試合では第14シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、第16シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、レイラ・フェルナンデス(カナダ)、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 3回戦ではルバキナがナバーロと、ジェンがフェルナンデスと、オスタペンコがアザレンカと、アレクサンドロワが第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と、ノスコバがプリスコバと、パブリウチェンコワが第6シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)と、ツレンコは大坂と顔を合わせる。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles