ポールが自国の後輩19歳ミケルセンの挑戦を退け8強入り「彼はこれから長くツアーで活躍するだろう」 [デルレイビーチ・オープン]

写真はアデレード国際でのトミー・ポール(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「デルレイビーチ・オープン」(ATP250/アメリカ・フロリダ州デルレイビーチ/2月12~18日/賞金総額74万2350ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第3シードのトミー・ポール(アメリカ)が自国の後輩である19歳のアレックス・ミケルセン(アメリカ)に5-7 6-4 7-6(4)で逆転勝利をおさめてベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ポールはこの試合が初戦だった。5-6から先にサービスダウンを喫して第1セットを落としたポールは3-4から3ゲームを連取して第2セットを取り返し、第3セット1-3からブレークバックに成功するともつれ込んだタイブレークで迎えた2度目のマッチポイントをものにして3時間の死闘に終止符を打った。

「クレイジーな試合だった。間違いなく僕が望んでいたよりも長い試合になったね」とポールは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼(ミケルセン)は素晴らしい選手で、すべてにおいて厄介だ。彼のサービスゲームをブレークするのは困難で、バックハンドの打ち合いで勝つのは難しい。彼は毎週のように成長しているし、これから長くツアーで活躍するだろう」

 ポールは次のラウンドで、予選勝者のニコラス・モレノ デ アルボラン(アメリカ)を6-2 6-2で破って勝ち上がったジョーダン・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第2シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)が予選勝者のラドゥ・アルボット(モルドバ)に7-6(5) 7-6(4)で競り勝ち、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のフラビオ・コボッリ(イタリア)は予選勝者のザカリー・スバイダ(アメリカ)を6-4 6-7(1) 6-2で振りきり、勝ち上がった両者が準々決勝で顔を合わせることになった。

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写真◎Getty Images

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