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2024-02-17

海外ニュース

デミノーがルブレフ倒して初のベスト4進出「勇気を出してポイントを取りにいくよう言い聞かせ続けた」 [ATPロッテルダム]

テニスマガジン編集部

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写真はアレックス・デミノー（オーストラリア）（Getty Images）

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　ATPツアー公式戦「ABN AMROオープン」（ATP500／オランダ・南ホランド州ロッテルダム／2月12～18日／賞金総額229万720ユーロ／室内ハードコート）の男子シングルス準々決勝で、第5シードのアレックス・デミノー（オーストラリア）が第2シードのアンドレイ・ルブレフ（ロシア）を7-6(5) 4-6 6-3で倒して初のベスト4進出を決めた。

　タイブレークの末に第1セットを先取したデミノーは第2セット第3ゲームで初のサービスダウンを喫してセットオールに追いつかれたが、第3セット第6ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって2時間31分で今季4度目の対トップ10勝利（1敗）を挙げた。

　1月のオーストラリアン・オープン4回戦でフルセット負けを喫した雪辱を果たしたデミノーは、ルブレフとの対戦成績を4勝3敗と勝ち越した。両者は昨年の大会でも1回戦で対決し、デミノーが6-4 6-4で勝っていた。

「勇気を出して自分からポイントを取りにいくよう自分に言い聞かせ続けていた。アンドレイに対してただボールを拾いまくるだけじゃダメだからね」とデミノーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼はパワフルで武器が多すぎるからこちらから仕掛けていかないとコートの端から端まで振り回されてしまう。だから彼に対抗するためには自分を信じて攻撃的になり、いつもよりフラットで強く打たなければならない。重要な瞬間に素晴らしいプレーをできたことが勝利に繋がったと思う」

　デミノーは次のラウンドで、アレクサンダー・シェフチェンコ（カザフスタン）を7-6(2) 3-6 6-4で破って勝ち上がった第6シードのグリゴール・ディミトロフ（ブルガリア）と対戦する。

「（昨年の同大会準々決勝で）僕の誕生日に彼（ディミトロフ）と対戦したんだけど、僕にマッチポイントが2つあったのに勝つほど容赦なかったんだ。明日も僕の誕生日だけど、今度は彼が少し気を利かせてくれるよう願っているよ」とデミノーは次戦を見据えた。

　もうひとつの準決勝は、ヤニク・シナー（イタリア）とタロン・グリークスプア（オランダ）の顔合わせとなった。グリークスプアがエミル・ルースブオリ（フィンランド）に7-5 7-6(4)で競り勝ち、第1シードのシナーは7-6(4) 1-1とリードした時点でミロシュ・ラオニッチ（カナダ）が棄権したため勝利が決まった。

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写真◎Getty Images

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