2018年シーズン以来のトップ10復帰を果たしたオスタペンコが逆転勝利で2回戦へ [ドバイ選手権]

写真はエレナ・オスタペンコ(ラトビア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(WTA1000/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月18~24日/賞金総額321万1715ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第9シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)がワン・シユ(中国)に5-7 6-2 6-3で逆転勝利をおさめた。

 5-4から2度連続でサービスダウンを喫して第1セットを落としたオスタペンコは第2セット第5ゲームと第7ゲームをブレークしてセットオールに追いつき、第3セット2-3から最後の4ゲームを連取して2時間2分で試合を締めくくった。

「(最後のポイントを取ったときに)5-2だと思っていたら6-3だったから、『何が起こったの?』という感じだったの」とオスタペンコは試合後のオンコートインタビューで明かした。

「人生でスコアを間違えたのは多分ジュニアのとき以来だわ。もっとプレーする準備ができていたけど、試合は既に終わっていたわ」

 今季の戦績を15勝3敗としたオスタペンコはアデレードとリンツでタイトルを獲得しており、月曜日に更新されたWTAランキングで2018年シーズン以来のトップ10復帰(9位)を果たした。

 2022年大会チャンピオンのオスタペンコは次のラウンドで、ルル・サン(スイス)と対戦する。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したサンは第1セットを6-4で先取したあと、元世界ランク2位のパウラ・バドーサ(スペイン)が棄権したため勝ち上がった。

 この日プレーしたオスタペンコ以外のシード勢は第12シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、第13シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、第15シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が2回戦に駒を進めたが、第10シードのダリア・カサキナ(ロシア)はラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のルチア・ブロンゼッティ(イタリア)に6-7(5) 6-4 5-7で競り負けた。

 そのほかの試合ではアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、レイラ・フェルナンデス(カナダ)、アナスタシア・ポタポワ(ロシア)、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、ペトラ・マルティッチ(クロアチア)が初戦を突破した。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles