ドーハで8強入りした大坂なおみが産休から復帰後5大会目に臨む [WTAインディアンウェルズ]

写真は会場で練習中の大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月6~17日/賞金総額925万8080ドル/ハードコート)のドロー抽選が行われ、世界ランク287位の大坂なおみ(フリー)は女子シングルス1回戦で予選勝者のサラ・エラーニ(イタリア)と対戦することになった。

 両者は2016年3月にマイアミ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の2回戦で一度顔を合わせており、大坂が6-1 6-3で勝っている。

 同大会に2年ぶり6度目(2016年の予選敗退を含む)の出場となる26歳の大坂は、2018年にタイトルを獲得。前回プレーした2022年は、2回戦でベロニカ・クデルメトワ(ロシア)に0-6 4-6で敗れていた。

 ケガの影響もあって11大会しか出場しなかった2022年シーズンを14勝9敗で終えた元世界ナンバーワンの大坂は第一子となる娘の出産を経て1月のブリスベン(WTA500/ハードコート)で復帰し、3勝4敗の戦績で今季5戦目に臨む。

 そのほかの日本勢は日比野菜緒(ブラス)と本玉真唯(島津製作所)が予選を突破し、1回戦の相手は日比野がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元世界ランク1位のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)、本玉はジャン・シューアイ(中国)に決まった。

 ダブルスには日本勢4組がエントリーしており、初戦の相手は加藤未唯(ザイマックス)/アルディラ・スチアディ(インドネシア)がアンナ・ダニリナ(カザフスタン)/ジャン、エイジア・ムハメッド(アメリカ)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)がチャン・ハオチン(台湾)/ジュリアーナ・オルモス(メキシコ)、穂積絵莉(日本住宅ローン)/二宮真琴(エディオン)がカロリーヌ・ガルシア(フランス)/シュー・イーファン(中国)、青山修子(近藤乳業)/アレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)はワン・シンユー(中国)/ウー・ファンシェン(台湾)となっている。

 BNPパリバ・オープンはWTA1000に格付けされる大会で、シングルス96ドロー&ダブルス32ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

予選結果|日本人選手

予選決勝

○9日比野菜緒(日本/ブラス)[3] 2-6 6-1 6-2 ●11シェイ・スーウェイ(台湾)

○26本玉真唯(日本/島津製作所)6-1 5-7 6-3 ●27クレア・リュー(アメリカ)

予選1回戦

○9日比野菜緒(日本/ブラス)[3] 6-3 4-6 6-3 ●10フリア・リエラ(アルゼンチン)

○26本玉真唯(日本/島津製作所)6-1 3-6 6-4 ●25ラウラ・シグムンド(ドイツ)[7]

上位出場選手シード順位|女子シングルス

イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1]
アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[2]
ココ・ガウフ(アメリカ)[3]
エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[4]
ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[5]
オンス・ジャバー(チュニジア)[6]
マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)[7]
ジェン・チンウェン(中国)[8]

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写真◎Getty Images

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