劣勢を覆したガウフがティーンエイジャーとして初のWTA1000大会マッチ50勝をマーク [WTAインディアンウェルズ]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月6~17日/賞金総額925万8080ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)がクララ・ビュレル(フランス)に2-6 6-3 7-6(4)で逆転勝利をおさめた。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ガウフはこの試合が初戦だった。3月14日に20歳の誕生日を迎えるガウフは、WTA1000レベルの大会でマッチ50勝を挙げた初のティーンエイジャーとなった。

 2-2から2度続けてサービスダウンを喫して第1セットを落としたガウフは第2セット0-2から巻き返してセットオールに追いつき、第3セット3-5からブレークバックに成功したあともつれ込んだタイブレークで迎えた3度目のマッチポイントをものにして2時間16分で辛勝した。

 ビュレルは第3セット4-0、5-2とリードしていたが、キャリア2度目の対トップ10勝利を決めることができなかった。

「メンタルの戦いに勝ててうれしい。最高のテニスはできなかったけど、大事なのは調子がいいときではなく悪いときにどんなプレーができるかよ。今日のプレーには満足している」とガウフは試合後のオンコートインタビューで語った。

 母国アメリカでの連勝を「17」に伸ばしたガウフは試合後の記者会見で、「あの試合を勝ち抜くことは私にとって間違いなく大きな意味があったと思う」と話した。

「簡単にタオルを投げることもできた。でも正直に言うと、勝っても負けても後悔だけはしたくないと自分に言い聞かせていたわ。勝つチャンスを得るために全力を尽くしたと思いたいし、私はそれを実行したの」

 ガウフは次のラウンドで、第32シードのアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)を6-3 6-4で破って勝ち上がったルチア・ブロンゼッティ(イタリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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