ラフェチュカが過去2戦全敗だったチチパスから初勝利で初のマスターズ8強入り「僕のほうがよりよく準備できていたと思う」 [ATPインディアンウェルズ]

写真はイリ・ラフェチュカ(チェコ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日6~17日/賞金総額1191万8990ドル/ハードコート)の男子シングルス4回戦で第32シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)が第11シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-2 6-4で下し、ATPマスターズ1000大会で初のベスト8進出を決めた。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したラフェチュカは第2セット第3ゲームでブレークに成功し、そのあと直面した4度のブレークポイントをすべてセーブして過去2戦2敗だったチチパスに1時間17分で快勝した。

 チチパスはファーストサーブを44%しか入れすことができず、淡々と深いストロークでプレッシャーをかけてくるラフェチュカを前に一度も主導権を握ることができなかった。

 前のラウンドで第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-4 6-4で倒していたラフェチュカは、「大きな意味がある。このようなトップ選手たちとの対戦は大きな挑戦だ。凄く厳しい試合になることは覚悟していた。(チチパスには)過去2試合で負けていたからね」と試合後にコメントした。

「もちろんお互いに相手のことを知っているし、手の内もわかっていた。でも僕のほうがよりよく準備できていたと思う。動きのよさやアグレッシブなプレーに表れていたんじゃないかな。今日は僕の攻撃的なスタイルが重要な瞬間に功を奏したと思う」

 ラフェチュカは次のラウンドで、第16シードのベン・シェルトン(アメリカ)を7-6(4) 6-1で破って勝ち上がった第3シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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