インディアンウェルズを欠場したルバキナがタフな初戦を乗り越え3回戦へ [マイアミ・オープン]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月19~31日/賞金総額877万480ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が予選勝者のクララ・タウソン(デンマーク)に3-6 7-5 6-4で逆転勝利をおさめた。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ルバキナはこの試合が初戦だった。ルバキナは2月にドバイ(WTA1000/ハードコート)の準々決勝を体調不良で棄権したあとディフェンディング・チャンピオンとして出場予定だった前週のインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)も胃腸の問題により欠場を余儀なくされていた。

 第5ゲームで先にサービスダウンを喫した直後に追いついたあと3ゲームを連取されて第1セットを失ったルバキナは、5-4から2つのセットポイントを凌がれてブレークバックを許しながらも続く2ゲームを1ポイントも落とさず取って第2セットを取り返し、2-2から相手のサービスゲームを破ったリードを最後まで守りきって2時間27分で競り勝った。

 ルバキナは次のラウンドで、第1シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を6-2 6-2で破って勝ち上がった予選勝者のテイラー・タウンゼント(アメリカ)と対戦する。

 この日プレーしたルバキナ以外のトップ10プレーヤーは第7シードのジェン・チンウェン(中国)、第8シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、第9シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が揃って初戦を突破した。

 そのほかの試合では第11シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)、第17シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、第22シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)、第24シードのケイティ・ブルター(イギリス)、第27シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、第28シードのダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)、第32シードのアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)、ワン・シンユー(中国)、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のグリート・ミネン(ベルギー)が3回戦に駒を進めた。

 第13シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)がプティンセバに1-6 6-4 3-6で、第16シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)はワンに3-6 2-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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