テニスを通じて人として成長する機会を提供する『第16回杉山記一杯 supported byリポビタン』が開催

取材&写真◎日下正敏、保坂明美


 International Sports Management株式会社が主催する『第16回杉山記一杯supported byリポビタン』が3月31日(日)、東京都豊島区の大正セントラルテニスクラブ目白で開催された。

 今大会は小学生の「チャレンジクラス(主に低学年10名)」と「マスターズクラス(主に高学年15名」の2カテゴリーに分かれて行われ、5人ずつで総当たり戦を行ったあと上位2名が決勝トーナメントに進出して優勝を争った。

 チームは男女混成で20分の時間制という試合方式を取っており、経験の少ない子供たちが試合の基本やゲーム自体を楽しむことを目的としている。セルフジャッジの大会だがサポートスタッフもおり、時間管理やスコアをフォローしてもらえることも特徴となっている。

 また試合以外のコートでは増田健太郎プロや山崎千鶴プロがクリニックを随時行い、試合前の調整や試合後の復習にも役立てられた。

 なお今大会は試合の結果が出なくともコートで全力を尽くした選手や声を出してファイトした選手を選出する特別賞があり、兵庫祐貴也(チャレンジクラス)と柳希美(マスターズクラス)が選出された。 

 大会ディレクターの杉山氏は「この大会はプロに試合を観て貰い試合後アドバイスを受け、課題を試合後のクリニックで練習していけます。1日を通して子どもたちが成長していく様子をいつも感じています。大正製薬様はじめ、たくさんの企業のご支援のお陰で素晴らしいスタッフとともに大会をグレードアップしてきています。これからもテニスを通じてリーダーシップを持てる人に成長出来る大会にしていきたいと考えています」と今大会の総括と今後の展望を語った。


チャレンジクラス入賞者


マスターズクラス入賞者

チャレンジクラス優勝者コメント|ニーリー怜

「初めて優勝できたのでうれしいです。フォアでリターンエースを取れたのがよかったところです。決勝では諦めないで頑張って走ったのが勝てた理由だと思います。これからも頑張って今度の大会でも優勝したいです。将来の夢はテニス選手になることです」

マスターズクラス優勝者コメント|神村明莉

「今日は調子がよくて、決めるところは決め、守るところは守るということをしっかりできました。予選の最後の相手が粘り強くて、力みすぎてミスが出てしまったのですが、決勝トーナメントではしっかり決められ、自分のゲームにできてよかったと思います。今の夢は全国で優勝することで、将来は東レ・パン・パシフィックオープンで優勝したいです」

【第16回杉山記一杯 supported byリポビタン】

■主催:International Sports Management株式会社
■特別協賛:大正製薬株式会社
■協賛:プリヴェ企業再生グループ株式会社
■日程:2024年3月31日(日)
■会場:大正セントラルテニスクラブ目白
■試合方法:《予選》5名のグループによる総当たり戦、時間制(1試合20分)、ノーアドバンテージ方式《決勝》予選リーグ上位2名によるトーナメント、時間制(1試合20分)、ノーアドバンテージ方式

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