復活のベレッティーニが2022年6月以来のツアー8勝目「チームに感謝したい」 [ハッサン2世グランプリ]

写真は2023年ロレックス・モンテカルロ・マスターズでのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ハッサン2世グランプリ」(ATP250/モロッコ・マラケシュ/4月1~7日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で元世界ランク6位のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)がディフェンディング・チャンピオンのロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を7-5 6-2で倒し、復帰後の初優勝を飾った。

 27歳のベレッティーニがATPツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2022年6月のロンドン以来でキャリア8度目(準優勝5回)となる。

 第4ゲームでサービスダウンを喫した直後に追いついたあと5-5から2度目のブレークに成功して第1セットを先取したベレッティーニは第2セットも5-1とリードを広げ、最初のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップをきっちりキープして1時間46分で歓喜の瞬間を迎えた。

「チームに感謝したい。ここ数年は大変だったけど、彼らのおかげですべての厳しい瞬間を乗り越えることができた。体が僕にプレーするのを許してくれなかった。僕がここにいるのは彼らのおかげだ」とベレッティーニは表彰式で語った。

「僕のカムバックを可能にしてくれたすべて人たちにもお礼を言いたい。友人たちや家族、ケガをしてカムバックできるかわからず落ち込んでいたときにいつも一緒にいてくれた人たちにとても感謝している」

 ケガで半年以上の戦線離脱を強いられたベレッティーニは世界ランクを一時154位まで落としていたが、復帰後のツアー2戦目を戦い終えて早くもトップ1000復帰(84位)を決めた。

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写真◎Getty Images

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