オソリオがトップシードのブーズコバを倒して2度目の地元優勝 [WTAボゴタ]
WTAツアー公式戦「コルサニタス・カップ」(WTA250/コロンビア・ボゴタ/4月1~7日/賞金総額26万7082ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で第6シードのカミラ・オソリオ(コロンビア)が第1シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)を6-3 7-6(5)で振りきり、3年ぶり2度目の地元優勝を飾った。
ワンブレーク差で第1セットを先取したオソリオは第2セットで2度先行しながらその都度追いつかれたが、もつれ込んだタイブレークを制して歓喜の瞬間を迎えた。ブーズコバは第2セット5-6からのレシーブゲームとタイブレーク(4-6)でチャンピオンシップポイントを凌いだが、3度目のチャンスをものにした22歳のオソリオが1時間55分で試合を締めくくった。
この大会でコロンビア人チャンピオンは3人いるが、2度以上勝ったのは4度(1999年、2002~04年)栄冠に輝いたファビオラ・スルアガ(コロンビア)に次いでオソリオが2人目となる。
今大会でのオソリオは1回戦で予選勝者のマリーナ・スタクシッチ(カナダ)を6-4 6-2で、2回戦で予選勝者のアンカ・トドニ(ルーマニア)を7-6(4) 6-4で、準々決勝で3連覇を目指していた第2シードのタチアナ・マリア(ドイツ)を1-6 6-3 6-3で、準決勝ではサラ・エラーニ(イタリア)を7-6(4) 6-4で破ってキャリア4度目のツアー決勝進出を決めていた。
25歳のブーズコバは昨年10月の南昌(WTA250/ハードコート)以来となる6度目のツアー決勝で、2022年7月のプラハ(WTA250/ハードコート)に続く2勝目を目指していた。
先に行われたダブルス決勝では、今大会で初めてペアを組んだ第4シードのクリスティーナ・ブクサ(スペイン)/カミラ・ラヒモワ(ロシア)が第3シードのアンナ・ボンダール(ハンガリー)/イリーナ・クロマキワ(ロシア)に7-6(5) 3-6 [10-8]で競り勝ちタイトルを獲得した。
写真◎Getty Images
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