トレビザンが大坂を下して2回戦へ「彼女のような選手と対戦できて光栄だった」 [WTAルーアン]

写真は試合後に握手を交わすマルチナ・トレビザン(イタリア/左)と大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「CAPFINANCESオープン・ルーアン・メトロポール」(WTA250/フランス・ルーアン/4月15~21日/賞金総額26万7082ドル/室内クレーコート)の女子シングルス1回戦で、マルチナ・トレビザン(イタリア)が元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)を6-4 6-2で下してツアーレベルのクレーコート今季初戦を勝利で飾った。

 立ち上がりの2ゲームをお互いにブレークし合ったあと3-4から3ゲームを連取して第1セットを先取したトレビザンは、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間32分で試合を締めくくった。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て同大会に初めて出場した大坂がクレーコートでプレーしたのは、初戦敗退に終わった2022年フレンチ・オープン以来だった。

「この勝利にとても満足している。コート内外で素晴らしい人物である彼女(大坂)のような選手と対戦できて光栄だった」とトレビザンは試合後にコメントした。

「私は勝つためにコートに出て非常に安定したプレーができたから、自分のプレーに何の不満もないわ。集中していて試合中は気付かなかったけど、こんなに多くのファンを目にすることができてうれしい」

 トレビザンは次のラウンドで、前日にアリゼ・コルネ(フランス)を6-4 7-5で破って勝ち上がった第3シードのアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)と対戦する。

 そのほかの試合では第5シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)、第6シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)、マグダ・リネッテ(ポーランド)が8強入りを決め、アンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)、バルバラ・グラチェワ(フランス)、予選勝者のエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)は2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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