タビロが17歳フォンセカの進撃を食い止めベスト4に進出「彼は驚くべき選手」 [ATPブカレスト]

写真はマイアミ・オープンでのアレハンドロ・タビロ(チリ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ティリアク・オープン」(ATP250/ルーマニア・ブカレスト/4月15~21日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第4シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した17歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)に4-6 7-6(5) 6-4で逆転勝利をおさめてベスト4進出を決めた。

 ワンブレーク差で第1セットを落としたタビロはすべてサービスキープで進んだ第2セットをタイブレークの末に取り返し、第3セット5-2からサービスダウンを喫したあと2度目のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして2時間18分で競り勝った。

「非常に難しい試合だった。今日はコンディションが悪く、コートがとても遅かった。とにかく精神的に踏み止まろうと心掛けた」とタビロは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼はいいプレーをしていた。驚くべき選手だね。チャンスがあったときには落ち着いて掴み取りにいかなければならなかった」

 タビロは次のラウンドで、コランタン・ムーテ(フランス)を4-6 6-4 6-1で破って勝ち上がったマートン・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦する。

 雨で延期となっていたトップハーフ(ドローの上半分)の2回戦では第2シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)、第6シードのマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)、第8シードのペドロ・マルチネス(スペイン)、予選勝者のグレゴワール・バレール(フランス)が勝利をおさめた。

 1回戦がBYEで免除されていた第3シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)はバレールに4-6 4-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

 引き続き行われた準々決勝ではバレールがマルチネスを6-7(2) 6-3 6-4で倒して4強入りを決めたが、セルンドロとナボーネの試合は第2セットが終了した時点(セルンドロから7-5 4-6)で日没のため順延となった。

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写真◎Getty Images

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