スティーブンスがリネッテを倒して2022年2月以来のツアー8勝目 [WTAルーアン]

写真は2022年2月以来のツアー8勝目を挙げたスローン・スティーブンス(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「CAPFINANCESオープン・ルーアン・メトロポール」(WTA250/フランス・ルーアン/4月15~21日/賞金総額26万7082ドル/室内クレーコート)の女子シングルス決勝で、第6シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)とマグダ・リネッテ(ポーランド)を6-1 2-6 6-2で振りきりチャンピオンに輝いた。

 同大会は2022年から23年までWTA125Kシリーズだったが、今年からWTAツアーに昇格した。31歳のスティーブンスがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2022年2月のグアダラハラ(WTA250/ハードコート)以来でキャリア8度目となる。

 0-1から6ゲームを連取して第1セットを先取したスティーブンスは2ゲームしか取れずに第2セットを取り返されたが、第3セット5-1からサービスダウンを喫したあと5度目のブレークに成功して2時間10分で勝利を決めた。

 今大会でのスティーブンスは1回戦でペイトン・スターンズ(アメリカ)を1-6 6-1 6-3で、2回戦でカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を6-3 6-2で、準々決勝で第4シードのユアン・ユエ(中国)を6-2 6-2で、準決勝では第2シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-3 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 昨年9月の広州(WTA250/ハードコート)以来となる決勝進出だった32歳のリネッテは、2020年2月のホアヒン(WTAインターナショナル/ハードコート)を最後に遠ざかっているツアー3勝目を目指していた。

 引き続き行われたダブルス決勝では、今大会で初めてペアを組んだ第2シードのティメア・バボス(ハンガリー)/イリーナ・クロマキワ(ロシア)がネイクザ・ベインズ/マイア・ラムスデン(ともにイギリス)を6-3 6-4で下して優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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