2022年大会準優勝者チチパスがノリーを退け4回戦へ「第1セットでは相手を不快にさせることができていた」 [イタリア国際]

写真はステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNLイタリア国際」(ATP1000/イタリア・ローマ/5月8~19日/賞金総額909万4379ユーロ/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第27シードのキャメロン・ノリー(イギリス)を6-2 7-6(1)で退けベスト16に進出した。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したチチパスは第2セット第1ゲームをブレークしたあと第4ゲームで追いつかれたが、もつれ込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間31分で試合を締めくくった。

「僕のショットは深く入り、かなり角度もついていた。そのようなショットを相手がコントロールするのは難しい。第1セットはそれができていたと思う。正確と呼べるかもしれない。第1セットでは相手を不快にさせることができていたし、少なくとも僕はそう感じていた」とチチパスは試合を振り返った。

「第2セットは簡単ではなかった。彼はトップ選手だから状況に適応して修正する方法を知っているから、第2セットはまた別のチャレンジが待っている可能性があることはわかっていた。実際にその通りになり、僕は解決策を見つける必要があった」

 今シーズンのチチパスはクレーコートで12勝2敗と好成績を挙げており、4月のモンテカルロでは2年ぶり3度目の栄冠に輝いた。

 2022年大会準優勝者のチチパスは次のラウンドで、第18シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を6-7(2) 6-4 6-4で破って勝ち上がった第9シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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