オジェ アリアシムが2日がかりの3回戦でシェルトンを圧倒 [フレンチ・オープン]

写真はフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、第21シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が第15シードのベン・シェルトン(アメリカ)を6-4 6-2 6-1で退けベスト16に進出した。

 この試合は前日に始まったが、第3ゲームでブレークに成功したオジェ アリアシムが第1セット5-4からサービング・フォー・ザ・セットを迎えた時点で雨により順延となっていた。

 再開後のゲームをきっちりキープして第1セットを先取したオジェ アリアシムは第2セットも4-0とシードして問題なく連取し、第3セットでは1ゲームしか落とさず1時間50分でアンフォーストエラーの多かったシェルトンを圧倒した。

「今日は自分のコントロールできる部分で本当にうまくやることができた。試合運びと相手を苦しめることができたことについて満足している」とオジェ アリアシムは試合を振り返った。

「リターンを多く返し、ファーストサーブで厳しいコースを狙わせることができた。彼(シェルトン)はいつものようにフリーポイントを取れないから毎回ラリーになり、試合が進むにつれてそれが功を奏したと思う」

 同大会に5年連続6度目(2018年の予選敗退を含む)の出場となるオジェ アリアシムが16強入りしたのは2年ぶりのことだが、それ以外の過去3度はすべて初戦敗退に終わっていた。

 オジェ アリアシムは次のラウンドで、前日に第27シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-4 7-6(5) 6-3で破って勝ち上がった第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と対戦する。

 ふたりは過去5戦してオジェ アリアシムが3勝2敗と勝ち越しているが、昨年以降の2試合ではいずれもアルカラスがストレートで勝っている。

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写真◎Getty Images

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