過去2回戦止まりだったデミノーがメドベージェフを倒して準々決勝に躍進 [フレンチ・オープン]

写真はアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、第11シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を4-6 6-2 6-1 6-3で倒してベスト8進出を果たした。試合時間は2時間49分。

 四大大会でデミノーが4回戦を突破したのは、2020年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来でキャリア2度目となる。同ラウンドでの戦績は、2勝6敗となった。

 同大会に8年連続出場となる25歳のデミノーは、3度の2回戦進出(2019年、21年、23年)がこれまでの最高成績だった。第18シードで臨んだ昨年は、2回戦でトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)に3-6 6-7(2) 3-6で敗れていた。

 この結果でデミノーは、メドベージェフとの対戦成績を3勝6敗とした。グランドスラム大会では昨年9月にUSオープンの4回戦で顔を合わせており、メドベージェフが2-6 6-4 6-1 6-2で勝っていた。

 今大会でのデミノーは1回戦でアレックス・ミケルセン(アメリカ)を6-1 6-0 6-2で、2回戦でジャウメ・ムナール(スペイン)を7-5 6-1 6-4で、3回戦ではヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を4-6 6-4 6-3 6-3で破って16強入りを決めていた。

 デミノーは準々決勝で、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と第13シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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