ルードが4回戦でフリッツに4セットで勝利、次戦は前年決勝と同一カードに [フレンチ・オープン]

写真はキャスパー・ルード(ノルウェー)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、第7シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が第12シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を7-6(6) 3-6 6-4 6-2で振りきりベスト8に進出した。試合時間は3時間31分。

 同大会に8年連続出場(2017年の予選敗退を含む)となる25歳のルードは、2022年と23年の準優勝がこれまでの最高成績。第4シードで臨んだ昨年は最終的にノバク・ジョコビッチ(セルビア)に6-7(1) 3-6 5-7で敗れたが、2年連続で決勝の舞台に辿り着いた。

 今季の欧州クレーコートシーズンに6大会でプレーしたルードは4月のバルセロナ(ATP500)と大会前週のジュネーブ(ATP250)でタイトルを獲得し、17勝4敗の好成績を残した。

 この結果でルードは、フリッツとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2022年11月に「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/室内ハードコート)のラウンドロビン(総当たり戦)で一度顔を合わせており、ルードが6-3 4-6 7-6(6)で勝っていた。

 今大会でのルードは1回戦で予選勝者のフェリペ・メリジェニ ロドリゲス アウベス(ブラジル)を6-3 6-4 6-3で、2回戦でアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を7-6(5) 1-6 6-3 4-6 6-3で、3回戦では第28シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)を6-4 1-6 6-2 6-2で破って16強入りを決めていた。

 ルードは次のラウンドで、第1シードのジョコビッチと対戦する。ディフェンディング・チャンピオンのジョコビッチは4回戦で、第23シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)を6-1 5-7 3-6 7-5 6-3で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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