2-5から5ゲーム連取で第3セットをもぎ取ったズベレフがグランドスラム初制覇にあと1セットに迫る [フレンチ・オープン]

写真はセットカウント2-1とリードしたアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の男子シングルス決勝で第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が対戦し、セットカウント1-1で迎えた第3セットを2-5から5ゲーム連取でもぎ取ったズベレフが3-6 6-2 7-5としてグランドスラム初制覇に王手をかけた。

 ふたりは過去9戦して5勝4敗とズベレフが勝ち越しており、2022年大会準々決勝ではズベレフが6-4 6-4 4-6 7-6(7)で勝っている。

 アルカラスは3月にインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)で今季初タイトルを獲得したあとヨーロッパのクレーコートシーズンに入ると右腕のケガに悩まされ、前哨戦はマドリッド(ATP1000)にしか出場せず3勝1敗の戦績で今大会を迎えていた。

 前哨戦のローマ(ATP1000/クレーコート)で2年前の大ケガから復帰後初めてATPマスターズ1000大会のタイトルを獲得してパリに乗り込んできたズベレフは、連勝を「12」に伸ばしてキャリア2度目のグランドスラム決勝に臨んでいる。

 ともにロラン・ギャロスの決勝は初めてで、アルカラスが昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)に続く3勝目、ズベレフはグランドスラム初優勝を目指している。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles