デミノーがトップシードとして臨む初のツアー大会を勝利でスタート「これが自信になることを願っている」 [ATPスヘルトーヘンボス]

写真は2023年シンチ選手権でのアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「リベマ・オープン」(ATP250/オランダ・北ブラバント州スヘルトーヘンボス/6月10~16日/賞金総額76万7455ユーロ/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のジズー・ベルグス(ベルギー)を7-5 6-4で倒して8強入りを決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、デミノーはこの試合が今季のグラスコート初戦だった。デミノーは2-5から5ゲームを連取して第1セットを先取し、第2セット第3ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって1時間40分で試合を締めくくった。

「素晴らしい気分だ。ジズーは強敵で、非常にやり難い相手だからね。今日は何とか勝つことができてうれしいよ」とデミノーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「グラスコートで試合をしたのは今季初めてだった。試合形式の練習は何セットかやったけど、実戦に勝るものはない。勝つことができてよかったし、これが自信になることを願っている」

 ツアー大会に初めてトップシードとして臨んでいるデミノーは次のラウンドで、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を4-6 6-2 7-5で破って勝ち上がった元世界ランク3位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦する。

 そのほかの試合では第2シードのトミー・ポール(アメリカ)がアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)に5-7 6-4 6-3で逆転勝利をおさめ、第7シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)がルカ・ナルディ(イタリア)に7-5 7-5で競り勝ち、アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)は第4シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)との2日がかりの接戦を6-4 5-7 7-6(4)で制し、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではポールがコルダと、ブキッチはディフェンディング・チャンピオンで第6シードのタロン・グリークスプア(オランダ)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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