正林知大がダブルスで2022年11月以来のITFツアー4勝目 [M15香港]

写真は男子ダブルスで優勝を飾った正林知大(Team REC/右)とサンタブ・スクスムラーン(タイ)(写真提供◎正林知大:Team REC所属)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「中国銀行香港ITF男子ワールドテニスツアー」(ITFワールドテニスツアーM15/中国・香港/6月10~16日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、正林知大(Team REC)/サンタブ・スクスムラーン(タイ)が第4シードのアジート・ライ(ニュージーランド)/リシ・レッディ(インド)を6-3 7-5で下して優勝を飾った。試合時間は1時間26分。

 スクスムラーンと正林は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。26歳の正林がITFツアーでタイトルを獲得したのは、渡邉聖太(橋本総業ホールディングス)とのペアで臨んだ2022年11月のジャカルタ(M25/ハードコート)以来でキャリア4度目(ダブルスのみ)となる。

 今大会での正林/スクスムラーンは1回戦で第2シードのジェイク・デラニー/ジェシー・デラニー(ともにオーストラリア)を6-4 6-4で、準々決勝で乾祐一郎(村田精工)/西脇一樹(Team REC)を7-6(3) 7-6(4)で、準決勝では末岡大和/住澤大輔(ともにエキスパートパワーシズオカ)を6-3 3-6 [10-7]で破って決勝進出を決めていた。

 10人が本戦に出場したシングルスの日本勢は、山中太陽(EMシステムズ)が4強入りしたのが最高成績だった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○1エフゲニー・チュルネフ(ロシア)[1] 6-4 6-2 ●25アジート・ライ(ニュージーランド)[5]

男子シングルス準決勝

○1エフゲニー・チュルネフ(ロシア)[1] 7-6(1) 6-4 ●13山中太陽(日本/EMシステムズ)

○25アジート・ライ(ニュージーランド)[5] 6-3 6-4 ●17S D プラジワル・デーブ(インド)[6]

男子シングルス準々決勝

○1エフゲニー・チュルネフ(ロシア)[1] 7-6(5) 6-4 ●8田口涼太郎(日本/Team REC)[8]

○13山中太陽(日本/EMシステムズ)6-2 7-5 ●12ウイリアム・ジャンセン(イギリス)[Q]

○17S D プラジワル・デーブ(インド)[6] 5-7 6-4 6-4 ●21田沼諒太(日本/ONE DROP)

○25アジート・ライ(ニュージーランド)[5] 7-5 6-0 ●30正林知大(日本/Team REC)

男子ダブルス決勝

○4三好健太/エドワード・ウインター(日本/オーストラリア)6-3 5-7 [10-6] ●12イーサン・クック/田島尚輝(オーストラリア/やまやコミュニケーションズ)[4]

男子ダブルス準決勝

○5アジート・ライ/リシ・レッディ(ニュージーランド/インド)[4] 6-1 6-1 ●1S D プラジワル・デーブ/アディル・カリヤンプール(インド)[1]

○15正林知大/サンタブ・スクスムラーン(Team REC/タイ)6-3 3-6 [10-7] ●9末岡大和/住澤大輔(エキスパートパワーシズオカ)

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写真提供◎正林知大:Team REC所属

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