カサキナがパオリーニを倒して2年連続決勝進出、フェルナンデスは前年覇者キーズに勝利 [WTAイーストボーン]

写真はダリア・カサキナ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ロスシー国際」(WTA500/イギリス・イーストボーン/6月24~29日/賞金総額92万2573ドル/グラスコート)の女子シングルス準決勝で、第6シードのダリア・カサキナ(ロシア)が第3シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)に3-6 7-5 6-3で逆転勝利をおさめてグラスコートでの初優勝に王手をかけた。

 ワンブレーク差で第1セットを落としたカサキナはすべてサービスキープで進んだ第2セットを6-5からブレークに成功して取り返し、第3セット0-2から5ゲームを連取して迎えたレシーブゲームで2つのマッチポイントを凌がれたあとサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして2時間16分で試合を締めくくった。

「多くのポイントをディフェンドしなければならない大会でプレーするのは決して簡単じゃない。でもいいプレーをして試合を楽しみ、逆転への道を見つけることができて凄くうれしい。自分のことを本当に誇りに思う」とカサキナは試合後にコメントした。

「グラスコートでは一瞬ですべてが変わってしまう可能性があるから、すべてのポイントに集中して最後まで戦おうと心掛けていた。相手は今シーズンに信じられないようなプレーをしている素晴らしい選手だったしね」

 カサキナは2年連続となる決勝で、タイトル防衛を目指していた第4シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-3 3-6 6-3で破って勝ち上がったレイラ・フェルナンデス(カナダ)と対戦する。

「グラスコートはレイラに合っていると思う。彼女はとてもアグレッシブで、常にコートの内側に留まろうとしている。今の彼女は調子がよく、今週は素晴らしい選手たちを倒してきた」とカサキナは次戦を見据えた。

「決勝は誰もが勝ちたいと思っているから、私はとにかく試合を楽しもうと思う。結果がどうなるか楽しみだわ」

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles