フレンチ・オープン準優勝のズベレフが2回戦に快勝、チチパスは敗退 [ウインブルドン]

写真は男子シングルス1回戦でのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がマルコス・ギロン(アメリカ)を6-2 6-1 6-4で下してベスト32に進出した。試合時間は1時間34分。

 同大会に2年連続8度目の出場となる27歳のズベレフは、2017年と21年のベスト16がこれまでの最高成績。ケガからの復帰過程で第19シードだった昨年は、3回戦でマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に3-6 6-7(4) 6-7(5)で敗れていた。

 先月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で準優勝を飾ったズベレフは前哨戦のハレ(ATP500)でプレーし、グラスコートで4試合(3勝1敗)をこなして今大会を迎えている。

 ズベレフは次のラウンドで、第28シードのジャック・ドレイパー(イギリス)との地元勢対決を7-6(3) 6-4 7-6(6)で制して勝ち上がったキャメロン・ノリー(イギリス)と対戦する。

 そのほかの試合では第13シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、第15シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)、エミル・ルースブオリ(フィンランド)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)、予選勝者のルカ・プイユ(フランス)とカンタン・アリス(フランス)が3回戦に駒を進めた。

 第11シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がルースブオリに6-7(6) 6-7(10) 6-3 3-6で、第21シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)はアリスに6-4 3-6 6-3 3-6 4-6で敗れ、それぞれ2回戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)、Ret.は途中棄権

大会4日目◎7月4日|主な試合結果

男子シングルス2回戦

○74ジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)[LL] 6-4 6-1 6-2 ●75西岡良仁(日本/ミキハウス)

○77エミル・ルースブオリ(フィンランド)7-6(6) 7-6(10) 3-6 6-3 ●80ステファノス・チチパス(ギリシャ)[11]

○81テイラー・フリッツ(アメリカ)[13] 6-3 6-4 3-6 6-4 ●84アルトゥール・リンデルネック(フランス)

○91キャメロン・ノリー(イギリス)7-6(3) 6-4 7-6(6) ●89ジャック・ドレイパー(イギリス)[28]

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○96アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[4] 6-2 6-1 6-4 ●94マルコス・ギロン(アメリカ)

○107ルカ・プイユ(フランス)[Q] 2-6 7-5 5-2 Ret. ●106タナシ・コキナキス(オーストラリア)

○113オルガ・ルーネ(デンマーク)[15] 3-6 6-3 6-2 6-2 ●116チアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)

○117カンタン・アリス(フランス)[Q] 4-6 6-3 3-6 6-3 6-4 ●120カレン・ハチャノフ(ロシア)[21]

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写真◎Getty Images

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