奥脇莉音がダブルスでITFツアー4勝目、岡村恭香は3週連続シングルス準優勝 [W35ナコーンシータンマラート]

写真は女子ダブルスで優勝を飾った女子ダブルスで優勝を飾ったチョン・ボヨン(韓国/右)と奥脇莉音(橋本総業)(写真提供◎奥脇莉音:橋本総業所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ITFワールドテニスツアー PRESENTED BY SAT (4)」(ITFワールドテニスツアーW35/タイ・ナコーンシータンマラート/7月1~7日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたチョン・ボヨン(韓国)/奥脇莉音(橋本総業)が第1シードのバイデヒ・チャウダリ(インド)/ピアンタン・プリプーチ(タイ)を2-6 7-5 [10-7]で倒してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間34分。

 チョンと奥脇は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。19歳の奥脇がITFツアーでタイトルを獲得したのは、永田杏里(島津製作所)とのコンビで臨んだ1月のモナスティル(W15/ハードコート)以来でキャリア4度目となる。

 今大会でのチョン/奥脇は1回戦で第2シードの細木祐佳(フリー)/清水綾乃(Team LB)を4-6 6-0 [10-7]で、準々決勝でパトチャリン・チプチャンデジ/プンニン・コバピクテッド(ともにタイ)を7-6(4) 6-4で、準決勝では第4シードのヘイリー・ギアバラ(アメリカ)/輿石亜佑美(フリー)を6-4 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスでは岡村恭香(橋本総業ホールディングス)が第2シードから4試合を勝ち上がり、決勝でチプチャンデジに2-6 3-6で敗れはしたが3週連続で準優勝を飾った。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○6パトチャリン・チプチャンデジ(タイ)6-2 6-3 ●32岡村恭香(日本/橋本総業ホールディングス)[2]

女子シングルス準決勝

○6パトチャリン・チプチャンデジ(タイ)6-4 7-5 ●9ピアンタン・プリプーチ(タイ)[4]

○32岡村恭香(日本/橋本総業ホールディングス)[2] 6-2 3-6 7-5 ●24清水映里(日本/東通産業)[3]

女子シングルス準々決勝

○6パトチャリン・チプチャンデジ(タイ)6-4 3-6 6-2 ●1清水綾乃(日本/Team LB)[1]

○9ピアンタン・プリプーチ(タイ)[4] 6-2 6-2 ●16荒川晴菜(日本/SBC メディカルグループ)[8]

○24清水映里(日本/東通産業)[3] 1-6 6-3 6-0 ●19モニク・バリー(ニュージーランド)

○32岡村恭香(日本/橋本総業ホールディングス)[2] 6-0 6-1 ●27チョン・ボヨン(韓国)

女子ダブルス決勝

○15チョン・ボヨン/奥脇莉音(韓国/橋本総業)2-6 7-5 [10-7] ●1バイデヒ・チャウダリ/ピアンタン・プリプーチ(インド/タイ)[1]

女子ダブルス準決勝

○1バイデヒ・チャウダリ/ピアンタン・プリプーチ(インド/タイ)[1] 6-1 6-2 ●5モニク・バリー/アリシア・スミス(ニュージーランド/オーストラリア)[3]

○15チョン・ボヨン/奥脇莉音(韓国/橋本総業)6-4 6-1 ●12ヘイリー・ギアバラ/輿石亜佑美(アメリカ/フリー)[4]

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写真◎Getty Images

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