ジュニア女子シングルスの日本勢は園部八奏が唯一2回戦を突破、小池愛菜と五藤玲奈はそれぞれダブルス初戦に勝利 [ウインブルドン]

写真は2023年ウインブルドンでの園部八奏(与野テニスクラブ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)のジュニア女子シングルス1回戦で、第11シードの園部八奏(与野テニスクラブ)がユリア・シュトゥセク(ドイツ)を6-2 6-2で下してベスト16進出を決めた。試合時間は1時間5分。

 昨年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)からジュニアグランドスラムに7大会連続出場となる16歳の園部は、先月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で3回戦進出したのがシングルスでの最高成績。ウインブルドン初挑戦だった昨年はダブルスで1勝を挙げたが、シングルスは初戦敗退に終わっていた。

 ジュニア世界ランク12位の園部は次のラウンドで、チャロ・エスキバ バニュルス(スペイン)を6-0 6-2で破って勝ち上がった第6シードのイバ・ヨビッチ(アメリカ)と対戦する。

 女子シングルスでは園部以外に第13シードの小池愛菜(Team REC)、クロスリー真優(東京都TA)、五藤玲奈(ラスタットTC)が勝ち残っていたが、いずれも2回戦敗退に終わった。

 この日から始まった女子ダブルスでは第3シードのレナタ・ヤムリホバ(スロバキア)/小池と五藤/ルース・ロウラ レベリアス(スペイン)が初戦を突破したが、第8シードのクロスリー/アカシャ・ウルホボ(アメリカ)は全豪ジュニア準優勝ペアのジュリー・パスティコバ(チェコ)/シュトゥセクに2-6 7-5 [5-10]で敗れた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

大会10日目|7月10日◎女子ジュニアの部

ジュニア女子シングルス2回戦◎試合結果|日本人選手

○56園部八奏(日本/与野テニスクラブ)[11] 6-2 6-2 ●54ユリア・シュトゥセク(ドイツ)

●8小池愛菜(日本/Team REC)[13] 3-6 4-6 ○6ソニア・ジエンバイエワ(カザフスタン)

●19クロスリー真優(日本/東京都TA)6-3 2-6 3-6 ○17タイラ カテリーナ・グラント(アメリカ)[4]

●43五藤玲奈(日本/ラスタットTC)4-6 2-6 ○41イバ・イワノバ(ブルガリア)[16]

ジュニア女子シングルス3回戦◎組み合わせ|日本人選手

56園部八奏(日本/与野テニスクラブ)[11] vs 49イバ・ヨビッチ(アメリカ)[6]

ジュニア女子ダブルス1回戦◎試合結果|日本人選手

○9レナタ・ヤムリホバ/小池愛菜(日本/Team REC)[3] 6-0 6-1 ●10フローラ・ジョンソン/アレグラ・コルパネク デービス(イギリス)[WC]

25イバ・イワノバ/園部八奏(ブルガリア/与野テニスクラブ)[5] 7-6(6) 順延 26ビクトリア ルイーザ・バロス/テオドラ・コストビッチ(ブラジル/セルビア)

●16クロスリー真優/アカシャ・ウルホボ(東京都TA/アメリカ)[8] 2-6 7-5 [5-10] ○15ジュリー・パスティコバ/ユリア・シュトゥセク(チェコ/ドイツ)

○22五藤玲奈/ルース・ロウラ レベリアス(ラスタットTC/スペイン)6-3 6-4 ●21ブルック・ブラック/ハンナ・リード(イギリス)[WC]

ジュニア女子ダブルス2回戦◎組み合わせ|日本人選手

9レナタ・ヤムリホバ/小池愛菜(日本/Team REC)[3] vs 11アシルジャン・アリスタンベコワ/ソニア・ジエンバイエワ(カザフスタン)

22五藤玲奈/ルース・ロウラ レベリアス(ラスタットTC/スペイン)vs 23ジョイ・デ ゼーウ/ローズ マリー・ナイカンプ(オランダ)

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写真◎Getty Images

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