シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」（イギリス・ロンドン／本戦7月1～14日／グラスコート）のジュニア女子シングルス1回戦で、日本の五藤玲奈（ラスタットTC）がアシルジャン・アリスタンベコワ（カザフスタン）を6-2 0-6 6-3で振りきりジュニアグランドスラム本戦初勝利を挙げた。試合時間は1時間37分。

　この試合は前日に始まったが、第2セットが終了した時点で日没順延となっていた。

　ジュニアグランドスラムに1月のオーストラリアン・オープン（オーストラリア・メルボルン／ハードコート）から3大会連続出場となる16歳の五藤は、初のダイレクトインで2度目の本戦入り。デビュー戦だった全豪ジュニアでは、単複ともに初戦敗退に終わっていた。

　そのほかの女子日本勢は第13シードの小池愛菜（Team REC）が予選勝者のルース・ロウラ レベリアス（スペイン）に7-6(5) 4-6 7-5で競り勝ち2回戦に駒を進めたが、雨で進行が遅れたため残り3名の1回戦は延期となった。

　2回戦では小池がソニア・ジエンバイエワ（カザフスタン）と、五藤は第16シードのイバ・イワノバ（ブルガリア）と対戦する。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者

大会7日目｜7月7日◎女子ジュニアの部

ジュニア女子シングルス1回戦◎試合結果｜日本人選手

○8小池愛菜（日本／Team REC）[13] 7-6(5) 4-6 7-5 ●7ルース・ロウラ レベリアス（スペイン）[Q]

○43五藤玲奈（日本／ラスタットTC）6-2 0-6 6-3 ●44アシルジャン・アリスタンベコワ（カザフスタン）

ジュニア女子シングルス2回戦◎組み合わせ｜日本人選手

8小池愛菜（日本／Team REC）[13] vs 6ソニア・ジエンバイエワ（カザフスタン）

43五藤玲奈（日本／ラスタットTC）vs 41イバ・イワノバ（ブルガリア）[16]

ジュニア女子シングルス1回戦◎組み合わせ｜日本人選手

56園部八奏（日本／与野テニスクラブ）[11] vs 55エリザラ・ヤネバ（ブルガリア）

19クロスリー真優（日本／東京都TA）vs 20エバ マリア・イオネスク（ブルガリア）[Q]

47辻岡史帆（日本／Fテニス）[Q] vs 48エマーソン・ジョーンズ（オーストラリア）[3]

ジュニア女子ダブルス1回戦◎組み合わせ｜日本人選手

9レナタ・ヤムリホバ／小池愛菜（日本／Team REC）[3] vs 10フローラ・ジョンソン／アレグラ・コルパネク デービス（イギリス）[WC]

25イバ・イワノバ／園部八奏（ブルガリア／与野テニスクラブ）[5] vs 26ビクトリア ルイーザ・バロス／テオドラ・コストビッチ（ブラジル／セルビア）

16クロスリー真優／アカシャ・ウルホボ（東京都TA／アメリカ）[8] vs 15ジュリー・パスティコバ／ユリア・シュトゥセク（チェコ／ドイツ）

22五藤玲奈／ルース・ロウラ レベリアス（ラスタットTC／スペイン）vs 21ブルック・ブラック／ハンナ・リード（イギリス）[WC]