パオリーニがウインブルドン女子シングルス準決勝最長試合でベキッチに逆転勝利「この試合は一生忘れないと思う」

写真はグランドスラム2大会連続となる決勝進出を決めたジャスミン・パオリーニ(イタリア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス準決勝で第7シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)が1セットダウンから巻き返してドナ・ベキッチ(クロアチア)に2-6 6-4 7-6(10-8)で競り勝ち、四大大会初制覇にふたたび王手をかけた。

 2-2から2度連続でサービスダウンを喫して第1セットを落としたパオリーニは5-4から初のブレークに成功して第2セットを取り返し、第3セットでは2度先にリードされながらその都度追いついてもつれ込んだ10ポイントタイブレークで迎えた3度目のマッチポイントをものにして死闘に終止符を打った。

 ここまでの5試合中4度のフルセットを乗り越えてきたベキッチは疲れが見えながらも最後まで食らいつき、第3セット4-5と5-6の場面で一度ずつマッチポイントをセーブしてキープした。

「本当に厳しい試合だった。彼女は信じられないようなプレーをしており、どこからでもウィナーを打ち込んできた。最初は苦しんでいた。サービスが本当に悪かったから、すべてのボールに全力で取り組んで少しでも改善しようと自分に言い聞かせていたの」とパオリーニは試合後のオンコートインタビューで語った。

「この試合は一生忘れないと思う」

 フレンチ・オープンとウインブルドンで続けて決勝に進出したのは、2016年に成し遂げたセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)以来の快挙となる。試合時間2時間51分は同種目の大会最長記録で、セレナが2009年大会でエレナ・デメンティエワ(ロシア)に6-7(4) 7-5 8-6で勝った2時間49分を上回った。

「ここ1月はクレイジーだった。とにかくコートでやるべきことに集中し、自分のやっていることを楽しもうとしている。テニスをするのが大好きだし、この状況でプレーできるのは夢のようなことなの。私は今を生きて今を楽しんでいるけど、クレイジーな日々だわ」

 パオリーニは2大会連続となるグランドスラム決勝で、第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を3-6 6-3 6-4で破って勝ち上がった第31シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)と対戦する。両者は2018年オーストラリアン・オープンの予選で一度対決しており、クレイチコバが6-2 6-1で勝っている。

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写真◎Getty Images

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