「サービスは頭を使わないといけない」オペルカが今季初優勝 [ダラス・オープン]

ダラス・オープンでライリー・オペルカ(アメリカ)の身長を確認するジョージ・ブッシュ元大統領(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ダラス・オープン」(ATP250/アメリカ・テキサス州ダラス/2月7~13日/賞金総額79万2980ドル/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのライリー・オペルカ(アメリカ)が第4シードのジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)に7-6(5) 7-6(3)で勝利し、今季初タイトルを手にした。

「プレッシャーの中、特にジェンソンのような素晴らしい選手を相手にとてもいいプレーができた。今日の試合では、自分が得意としているポジションから何度も追い出され、心地よくプレーできない時間が長かった。自分の最高のプレーを見せる必要があったが、かろうじてそれができた」

最初から最後まで互角の戦いを演じたブルックスビーを称えた。

「彼のプレーが大好きだし、彼の能力を信じている。まだ若く、これから大きな未来が待っている。あれだけの力があるのに、伸びしろが大きいのが彼の恐ろしいところ。この先間違いなくトップ10に入るだろうし、これから何年もの間に多くのタイトルを手にするだろう」


ラケットバッグに入れず、独特のスタイルでラケットを持ち歩くライリー・オペルカ(アメリカ)(Getty Images)

今大会4試合で46回あったサービスゲームをすべてキープしたが、211cmの身長からただ打ち下ろすだけでなく、工夫が大事だという。

「いいフォームからいいサービスを狙ったスポットへ正確に打つことも大事だ。でも、自分がピッチャーだと想像してみてくれ。頭をフルに使わないといけないだろう。相手に球種とコースを読まれたら大変だ。相手がどんな風に予測し、自分がどんなパターンで相手に打ってきたのか。相手の逆を取るにはどうすればいいかを考えなければならない。単にいいサービスを打つ以上にやることがたくさんあるんだ」

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写真◎Getty Images

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