4つのセットポイントを凌いだチチパスがメジェドビッチを退け初戦突破 [スイス・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「EFGスイス・オープン・グスタード」(ATP250/スイス・ベルン州グスタード/7月15~21日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がハマド・メジェドビッチ(セルビア)を7-6(6) 6-3で退けベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、チチパスはこの試合が初戦だった。直面した5つのブレークポイントをすべてセーブしたチチパスはタイブレークの末に第1セットを先取し、第2セット3-2から相手のサービスゲームを破って1時間43分で勝利を決めた。

 メジェドビッチは第1セット5-4からのレシーブゲームで0-40のチャンスを生かせず、タイブレークでも6-5としながらアンフォーストエラーを犯してチャンスを潰してしまった。

「今日のハマドは素晴らしいプレーをしていた。立ち上がりから解決策をなかなか見つけることができなかった。彼の奮闘で僕は苦しめられたよ」とチチパスは試合を振り返った。

「タイブレークではよく挽回できた。僕は懸命に戦い、終盤にかけては効果的なプレーができたと思う」

 チチパスは次のラウンドで、予選勝者のフアン パブロ・バリーリャス(ペルー)を3-6 7-6(5) 7-5で破って勝ち上がった第7シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)がボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-2 2-6 6-3で倒し、第5シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したレアンドロ・リエディ(スイス)に7-6(6) 7-6(1)で競り勝ち、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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