ムゼッティが4強入りしたウインブルドン以来の試合でストレート勝利「今日は勝つことが重要だった」 [クロアチア・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「プラバ・ラグナ・クロアチア・オープン・ウマグ」(ATP250/クロアチア・ウマグ/7月21~27日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)が予選勝者のマルコ・トゥルンヘリッティ(アルゼンチン)を6-4 6-3で下してベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ムゼッティはこれがグランドスラム自己最高の4強入りを果たしたウインブルドン以来の試合だった。ムゼッティは0-3から巻き返して第1セットを先取し、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間52分で勝利を決めた。

「長いグラスコートシーズンのあとクレーコートで最初の試合だったから簡単じゃなかった。第1ゲームでブレークのチャンスがあったけど取ることができず、いいバランスを見つけるのに苦労した。でもだんだんとレベルは上がっていったと思う」とムゼッティは試合を振り返った。

「上位4シードは1回戦がBYEで有利だけど、リズムを掴むまでが大変だから不利な面もある。今日は勝つことが重要だったから、それができてよかったよ」

 ムゼッティは次のラウンドで、フラビオ・コボッリ(イタリア)を7-6(5) 7-6(3)で破って勝ち上がったドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)、18歳のヤクブ・メンシク(チェコ)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のツェン・チュンシン(台湾)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 第5シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)はメンシクに4-6 3-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。準々決勝ではセルンドロがソネゴと、メンシクはツェンと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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