クロアチアで9試合負けなしのセルンドロがルブレフを倒してキャリア5度目のツアー決勝進出 [クロアチア・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「プラバ・ラグナ・クロアチア・オープン・ウマグ」(ATP250/クロアチア・ウマグ/7月21~27日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、第4シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)が第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を7-6(6) 6-4で倒して今季初優勝に王手をかけた。

 2-0から2-2に追いつかれたあともつれ込んだタイブレークを制して第1セットを先取したセルンドロは第2セット第3ゲームでブレークに成功し、残りのサービスゲームをすべてキープして1時間53分で勝利を決めた。

 ルブレフは最終ゲームで15-40としたが、合計5つのブレークポイントを凌がれた末にセルンドロが5度目のマッチポイントをものにした。

「もちろん凄くうれしいよ。アンドレイはトップ10の素晴らしい選手だからね」とセルンドロは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ここまでのところ僕はこの国が大好きで、(チャレンジャー大会を含む)9試合プレーして全部勝っているんだ。だから明日はもう1試合勝って、クロアチアでもうひとつのタイトルを獲得して今週を終えられるよう願っている」

 セルンドロはキャリア5度目のツアー決勝で、18歳のヤクブ・メンシク(チェコ)を6-4 6-1で破って勝ち上がった第2シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と対戦する。

 ダブルスは決勝が行われ、第4シードのギド・アンドレオッシ(アルゼンチン)/ミゲル・レイエス バレラ(メキシコ)がマニュエル・ギナール/グレゴワール・ジャック(ともにフランス)を6-4 6-2で下してタイトルを獲得した。

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写真◎Getty Images

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