バドーサがサムソノワの途中棄権で準々決勝へ、次は大会前に一緒に練習したラドゥカヌと対決 [WTAワシントンDC]

写真は女子シングルス1回戦でのパウラ・バドーサ(スペイン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムバダラ・シティDCオープン」(WTA500/アメリカ・ワシントンDC/7月29日~8月4日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)が第1セットを2-6で落としたあとに棄権したため、パウラ・バドーサ(スペイン)の勝利が決まった。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、サムソノワはこの試合が初戦だった。2度ずつブレークし合ったあとバドーサは3-2から3ゲームを連取して第1セットを先取したが、チェンジエンドで医療スタッフを呼んだサムソノワが第2セットが始まる前にリタイアしたため43分で試合が終了した。

 棄権の理由についてコートでは主審がケガのためとコールしたが、のちに体調不良(上気道疾患)だったと発表された。

 バドーサは次のラウンドで、前日にペイトン・スターンズ(アメリカ)を7-6(6) 6-2で破って勝ち上がった2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)と対戦する。

 ともにワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したラドゥカヌとバドーサは大会前に一緒に練習してコート外でも何度か食事をともにしていたが、4強入りをかけて対決することになった。

 そのほかの試合では第6シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)がワン・ヤファン(中国)を6-1 6-7(5) 6-3で振りきり、マリー・ブーズコバ(チェコ)がテイラー・タウンゼント(アメリカ)に7-5 7-6(8)で競り勝ち、ワイルドカードを得て参戦したロビン・モンゴメリー(アメリカ)は第4シードのオンス・ジャバー(チュニジア)が右肩のケガを理由に棄権したため不戦勝となり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではアザレンカが第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と、ブーズコバはモンゴメリーと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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