予選で内島と大坂に勝ったクルーガーが1回戦でパリ五輪銀メダリストのベキッチに逆転勝利 [シンシナティ・オープン]

写真はアシュリン・クルーガー(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(WTA1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月13~19日/賞金総額321万1715ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、アシュリン・クルーガー(アメリカ)が第16シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)に5-7 7-6(4) 6-2で逆転勝利をおさめた。

 競り合いとなった第1セットを落としたクルーガーはタイブレークの末に第2セットを取り返し、第3セットで相手のサービスゲームを2度破って3時間1分で試合を締めくくった。

 今大会に予選から出場したクルーガーは初戦で第8シードの内島萌夏(安藤証券)を6-2 6-0で、最終ラウンドでは元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)を6-3 2-6 6-3で破って本戦入りを決めていた。

 一方のベキッチは前週のトロントには出場しておらず、これが銀メダルを獲得したパリ五輪以来の試合だった。

 クルーガーは次のラウンドで、ディアナ・シュナイダー(ロシア)とジャン・シューアイ(中国)の勝者と対戦する。

 この日プレーしたベキッチ以外のシード勢は第9シードのダリア・カサキナ(ロシア)が同胞のエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-4 6-2で退け、第15シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)はエリース・メルテンス(ベルギー)を6-4 2-6 6-4で倒してそれぞれ2回戦に駒を進めた。

 そのほかの試合ではエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、マグダ・リネッテ(ポーランド)、アナスタシア・ポタポワ(ロシア)、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のエリナ・アバネシアン(アルメニア)、予選勝者のルル・スン(ニュージーランド)、エリザベッタ・コッチャレット(イタリア)、予選勝者のバルバラ・グラチェワ(フランス)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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