西岡良仁はケイレンに見舞われ第5セット途中でリタイア、2つのマッチポイントを凌いだキツマノビッチが2回戦へ [USオープン]
シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で西岡良仁(ミキハウス)が第5セット途中(キツマノビッチから7-6(2) 2-6 5-7 7-5 1-0)でリタイアしたため、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)の勝利が決まった。
タイブレークの末に第1セットを落とした西岡は続く2セットを連取したあと第4セット5-4からのサービスゲームで2つのマッチポイントを握りながら決めきれず、2度連続でブレークされて2セットオールに追いつかれると第5セット第2ゲームの途中でケイレンに見舞われて動けなくなったため棄権となり3時間36分で試合が終了した。
同大会に7年連続10度目の出場となる28歳の西岡は、2015年と19年に本戦で1勝ずつをマーク。昨年は1回戦で、元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)に6-7(5) 2-6 4-6で敗れていた。
この結果でキツマノビッチは、西岡との対戦成績との対戦成績を3勝3敗のタイに追いついた。今シーズンは2週間前にシンシナティ(ATP1000/ハードコート)の1回戦で顔を合わせ、西岡が6-4 7-5で勝っていた。
キツマノビッチは次のラウンドで、第18シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と対戦する。ムゼッティは1回戦で、ライリー・オペルカ(アメリカ)を7-6(3) 1-6 6-1 7-5で下して勝ち上がった。
西岡はスミト・ナガル(インド)とのペアでダブルスにもエントリーしており、初戦の相手はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したロバート・キャッシュ/JJ・トレイシー(ともにアメリカ)となっている。
写真◎Getty Images
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