大坂なおみが第10シードのオスタペンコに対する初戦に快勝、2020年1月以来の対トップ10勝利 [USオープン]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した世界ランク88位の大坂なおみ(フリー)が第10シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-3 6-2で退け、同大会で3年ぶりの勝ち星をマークした。

 9回あった自分のサービスゲームで11ポイントしか落とさなかった大坂は3-3から3ゲームを連取して第1セットを先取し、第2セットで2度ブレークに成功して1時間4分で快勝した。

 同大会に2年ぶり9度目の出場(2015年の予選敗退を含む)となる26歳の大坂は、2018年と20年にタイトルを獲得。前回プレーした2022年は、1回戦でダニエル・コリンズ(アメリカ)に6-7(5) 3-6で敗れていた。

 この結果で大坂は、オスタペンコとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2016年5月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の1回戦で一度対決しており、大坂が6-4 7-5で勝っていた。

 第一子となる娘の出産を経て1月のブリスベン(WTA500/ハードコート)で復帰した元世界ナンバーワンの大坂はパリ五輪で初戦敗退を喫したあとUSオープンシリーズ2大会でプレーし、2勝2敗(予選を含む)の戦績で今大会を迎えている。

 2020年1月以来の対トップ10勝利を挙げた大坂は次のラウンドで、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)と対戦する。ムチョバは1回戦で、ケイティ・ボリネッツ(アメリカ)を6-3 7-5で下して勝ち上がった。

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