シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」（アメリカ・ニューヨーク／本戦8月26日～9月8日／ハードコート）の女子シングルス3回戦で、第3シードのココ・ガウフ（アメリカ）が第27シードのエリナ・スビトリーナ（ウクライナ）に3-6 6-3 6-3で逆転勝利をおさめてベスト16に進出した。試合時間は2時間3分。

　同大会に7年連続出場（2018年の予選敗退を含む）となる20歳のガウフは、昨年の大会で四大大会初タイトルを獲得。そのときは決勝でアーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）を2-6 6-3 6-2で倒し、前哨戦のシンシナティ（WTA1000／ハードコート）からマッチ12連勝で栄冠に輝いた。

　パリ五輪で3回戦敗退に終わったあとUSオープンシリーズ2大会でプレーしたガウフは、前年に優勝したシンシナティで初戦敗退を喫するなど1勝2敗の戦績で今大会を迎えている。

　ディフェンディング・チャンピオンのガウフは次のラウンドで、第19シードのマルタ・コスチュク（ウクライナ）を6-4 4-6 6-3で破って勝ち上がった同胞で第13シードのエマ・ナバーロ（アメリカ）と対戦する。

　そのほかの試合ではパリ五輪金メダリストで第7シードのジェン・チンウェン（中国）がユレ・ニーマイヤー（ドイツ）を6-2 6-1で退け、第26シードのパウラ・バドーサ（スペイン）は1セットダウンから巻き返して予選勝者のエレナ ガブリエラ・ルース（ルーマニア）に4-6 6-1 7-6(10-8)で競り勝ちそれぞれ16強入りを決めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、Qは予選勝者

大会5日目◎8月30日｜主な試合結果

女子シングルス3回戦

○72パウラ・バドーサ（スペイン）[26] 4-6 6-1 7-6(10-8) ●68エレナ ガブリエラ・ルース（ルーマニア）[Q]

○81エマ・ナバーロ（アメリカ）[13] 6-4 4-6 6-3 ●88マルタ・コスチュク（ウクライナ）[19]

○96ココ・ガウフ（アメリカ）[3] 3-6 6-3 6-3 ●89エリナ・スビトリーナ（ウクライナ）[27]

○97ジェン・チンウェン（中国）[7] 6-2 6-1 ●103ユレ・ニーマイヤー（ドイツ）