バドーサがマッチポイントを凌いだ末にルースを退け四大大会すべてで16強入り「質の高い試合になった」 [USオープン]

写真はマッチポイントを凌いだ末に16強入りを決めたパウラ・バドーサ(スペイン)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第26シードのパウラ・バドーサ(スペイン)が1セットダウンから巻き返して予選勝者のエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)に4-6 6-1 7-6(10-8)で競り勝ちベスト16進出を決めた。

 5度のブレークがあった第1セットを落としたバドーサは0-1から6ゲームを連取して第2セットを取り返し、競り合いの末に突入した第3セットの10ポイントタイブレークを制して2時間32分の死闘に終止符を打った。

 ルースは第3セット5-4からのレシーブゲーム30-40のチャンスを逃してキープされた直後にラブゲームでブレークされたが直ぐに取り返し、タイブレークでも4-7の劣勢から追い上げるなど最後の最後まで食らいついた。

 元世界ランク2位ながら全米では2021年と22年の2回戦進出が最高成績だったバドーサは、これで四大大会すべてで16強入りを果たした。

「(第3セット)4-5でマッチポイントを握られ、私はメンタル的に打ちひしがれていた。信じられなかった。彼女(ルース)は尋常じゃないレベルでプレーしていた。最終的に質の高い試合になった」とバドーサは試合を振り返った。

「彼女を称えたい。素晴らしい選手であり、今それを証明しつつある。彼女はトップになるレベルがある」

 バドーサは次のラウンドで、第20シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を6-4 3-6 6-1で破って勝ち上がったワン・ヤファン(中国)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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