連続セット奪取が「14」で途絶えるもサバレンカがアレクサンドロワを退けベスト16に進出 [USオープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第29シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)に2-6 6-1 6-2で逆転勝利をおさめてベスト16に進出した。

 7試合連続ストレート勝利を飾っていたサバレンカは第1セットを落とした時点で連続セット奪取が「14」でストップしたが、続く2セットで3ゲームしか落とさず1時間40分で試合を締めくくった。

 同大会に9年連続出場(2016年と17年の予選敗退を含む)となる26歳のサバレンカは、昨年の大会で自己最高の準優勝をマーク。決勝ではココ・ガウフ(アメリカ)に6-2 3-6 2-6で逆転負けを喫したが、大会後に初めて世界ナンバーワンの座に就いた。

 肩のケガもあってウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)とパリ五輪に参戦しなかったサバレンカはUSオープンシリーズ3大会でプレーし、シンシナティ(WTA1000/ハードコート)でタイトルを獲得するなど9勝2敗の戦績で今大会を迎えている。

 サバレンカは次のラウンドで、第14シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-7(5) 7-5 6-4で破って勝ち上がった第33シードのエリース・メルテンス(ベルギー)と対戦する。

 そのほかの試合では第24シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)がペイトン・スターンズ(アメリカ)を7-5 6-4で退け、ワン・ヤファン(中国)は第20シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を6-4 3-6 6-1で倒してそれぞれ16強入りを決めた。

 4回戦ではベキッチがパリ五輪金メダリストで第7シードのジェン・チンウェン(中国)と、ワンは第26シードのパウラ・バドーサ(スペイン)と顔を合わせる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会5日目◎8月30日|主な試合結果

女子シングルス3回戦

○79ワン・ヤファン(中国)6-4 3-6 6-1 ●73ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)[20]

○105ドナ・ベキッチ(クロアチア)[24] 7-5 6-4 ●109ペイトン・スターンズ(アメリカ)

○120エリース・メルテンス(ベルギー)[33] 6-7(5) 7-5 6-4 ●113マディソン・キーズ(アメリカ)[14]

○128アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[2] 2-6 6-1 6-2 ●121エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)[29]

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写真◎Getty Images

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