ワン・ヤファンを退けたバドーサが苦しんだ背中の疲労骨折を経てキャリア2度目のグランドスラム8強入り [USオープン]
シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第26シードのパウラ・バドーサ(スペイン)がワン・ヤファン(中国)を6-1 6-2で退けベスト8に進出した。試合時間は1時間22分。
四大大会でバドーサが4回戦を突破したのは、2021年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来でキャリア2度目となる。同ラウンドでの戦績は、2勝5敗となった。
同大会に2年ぶり7度目(2015年と18年の予選敗退を含む)の出場となる26歳のバドーサは、2021年と22年の2回戦がこれまでの最高成績だった。前回プレーした2022年は第4シードで臨んだが、2回戦でペトラ・マルティッチ(クロアチア)に7-6(5) 1-6 2-6で逆転負けを喫していた。
背中の疲労骨折に苦しみ約半年の離脱を経て1月に復帰したバドーサはUSオープンシリーズ3大会でプレーし、ワシントンDC(WTA500/ハードコート)で2022年1月以来のツアー4勝目を挙げるなど10勝2敗の好成績をおさめた。
この結果でバドーサは、ワンとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2019年9月にソウル(WTAインターナショナル/ハードコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、ワンが6-1 6-3で勝っていた。
今大会でのバドーサは1回戦でビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)を6-0 6-3で、2回戦でテイラー・タウンゼント(アメリカ)を6-3 7-5で、3回戦では予選勝者のエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)を4-6 6-1 7-6(10-8)で破って16強入りを決めていた。
バドーサは準々決勝で、タイトル防衛を目指す第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)と第13シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)の勝者と対戦する。
写真◎Getty Images
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