サバレンカが元ダブルスの相棒メルテンスを下してグランドスラム出場8大会連続8強入り [USオープン]

写真は試合後に抱擁を交わすアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ/右)とエリース・メルテンス(ベルギー)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第33シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を6-2 6-4で下し、四大大会出場8大会連続となるベスト8進出を果たした。試合時間は1時間37分。

 ふたりは過去にダブルスでペアを組み、2019年全米と21年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)を含むツアー5勝を挙げた実績を持っている。

 同大会に9年連続出場(2016年と17年の予選敗退を含む)となる26歳のサバレンカは、昨年の大会で自己最高の準優勝をマーク。決勝ではココ・ガウフ(アメリカ)に6-2 3-6 2-6で逆転負けを喫したが、大会後に初めて世界ナンバーワンの座に就いた。

 肩のケガもあってウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)とパリ五輪に参戦しなかったサバレンカはUSオープンシリーズ3大会でプレーし、シンシナティ(WTA1000/ハードコート)でタイトルを獲得するなど9勝2敗の戦績で今大会を迎えている。

 この結果でサバレンカは、メルテンスとの対戦成績を8勝2敗とした。全米では2021年大会の4回戦で顔を合わせ、サバレンカが6-4 6-1で勝っていた。

 今大会でのサバレンカは1回戦で予選勝者のプリシラ・ホン(オーストラリア)を6-3 6-3で、2回戦でルチア・ブロンゼッティ(イタリア)を6-3 6-1で、3回戦では第29シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を2-6 6-1 6-2で破って16強入りを決めていた。

 サバレンカは準々決勝で、パリ五輪決勝のリマッチとなる第7シードのジェン・チンウェン(中国)と第24シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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