シナーがポールを退け準々決勝へ、次はグランドスラム大会で今季1勝1敗のメドベージェフ [USオープン]

写真はヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が第14シードのトミー・ポール(アメリカ)を7-6(3) 7-6(5) 6-1で退けベスト8に進出した。試合時間は2時間42分。

 同大会に6年連続出場となる23歳のシナーは、2022年の準々決勝進出がこれまでの最高成績。第6シードで臨んだ昨年は、4回戦でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に4-6 6-3 2-6 6-4 3-6で敗れていた。

 体調不良でパリ五輪欠場を余儀なくされたシナーはUSオープンシリーズ2大会でプレーし、シンシナティ(ATP1000/ハードコート)でタイトルを獲得するなど6勝1敗の戦績で今大会を迎えている。

 この結果でシナーは、ポールとの対戦成績を3勝1敗とした。ハードコートでは昨年8月にトロント(ATP1000)の準決勝で顔を合わせ、シナーが6-4 6-4で勝っていた。

 今大会でのシナーは1回戦でマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)を2-6 6-2 6-1 6-2で、2回戦でアレックス・ミケルセン(アメリカ)を6-4 6-0 6-2で、3回戦ではクリストファー・オコネル(オーストラリア)を6-1 6-4 6-2で破って16強入りを決めていた。

 シナーは次のラウンドで、第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。メドベージェフは4回戦で、ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)を6-0 6-1 6-3で下して勝ち上がった。

 ふたりは今季のグランドスラム大会で2度対決し、いずれも5セットの末に(全豪決勝がシナー、ウインブルドン準々決勝はメドベージェフ)星を分け合っている。

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写真◎Getty Images

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