フリッツが5度目のグランドスラム準々決勝で初勝利、ウインブルドンに続いてズベレフを打破 [USオープン]

写真はテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第12シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を7-6(2) 3-6 6-4 7-6(3)で振りきり、四大大会で初のベスト4進出を果たした。試合時間は3時間26分。

 33回目の四大大会本戦を戦っているフリッツが同ラウンドに進出したのは、7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)に続いてキャリア5度目だった。

 同大会に11年連続出場(2014~15年の予選敗退を含む)の出場となる26歳のフリッツは初めて3回戦を突破した昨年の大会で準々決勝に進出し、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に1-6 4-6 4-6で敗れていた。

 パリ五輪で3回戦敗退に終わったあとUSオープンシリーズ2大会でプレーしたフリッツは、シンシナティ(ATP1000/ハードコート)で初戦敗退を喫するなど1勝2敗の戦績で今大会を迎えている。

 この結果でフリッツは、ズベレフとの対戦成績(ツアーレベル)を5勝5敗のタイに追いついた。今季のグランドスラム大会では7月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の4回戦で顔を合わせ、フリッツが4-6 6-7(4) 6-4 7-6(3) 6-3で勝っていた。

 今大会でのフリッツは1回戦でカミーロ・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)を7-5 6-1 6-で、2回戦でマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を6-3 7-6(1) 6-1で、3回戦でフランシスコ・コメサーニャ(アルゼンチン)を6-3 6-4 6-2で、4回戦では第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を3-6 6-4 6-3 6-2で破って2年連続となる8強入りを決めていた。

 フリッツは準決勝で、第9シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と第20シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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