シングルス決勝はともにツアー初優勝を目指すスランコバとカルタルのダークホース対決に [WTAモナスティル]
WTAツアー公式戦「ジャスミン・オープン・チュニジア」(WTA250/チュニジア・モナスティル/9月9~15日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、レベッカ・スランコバ(スロバキア)が第7シードのルチア・ブロンゼッティ(イタリア)を6-3 6-4で倒してツアー初優勝に王手をかけた。
2-3から4ゲームを連取して第1セットを先取したスランコバは第2セットで0-2とリードを許したが、直ぐに追いつくと5-4から5度目のブレークに成功して1時間31分で勝利を決めた。
「今日はボールのタッチが本当によかった。いくつかミスはあったけど、風が強かったから問題ないわ」とスランコバは試合を振り返った。
スランコバはキャリア初のツアー決勝で、エバ・リーズ(ドイツ)が第1セット1-5とリードされた時点で体調不良により棄権したため勝ち上がった予選勝者のソナイ・カルタル(イギリス)と対戦する。
決勝で戦う両者はともに今週までツアーレベルで2試合以上連続で勝ったことがなく、どちらが勝者となっても初のツアー制覇となる。27歳のスランコバが5月のローマで16強入りしてトップ100デビュー(現在は136位)を果たし、22歳のカルタルは7月にウインブルドンで予選から3回戦まで勝ち進んで躍進した。
ダブルスは決勝が行われ、アンナ・ブリンコワ(ロシア)/マヤル・シェリフ(エジプト)がアリナ・コルネエワ/アナスタシア・ザハロワ(ともにロシア)に2-6 6-1 [10-8]で競り勝ちタイトルを獲得した。
写真◎Getty Images
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