2009年USオープン優勝者デル ポトロが引退試合をジョコビッチとプレー

写真は左からノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ガブリエラ・サバティーニ(アルゼンチン)、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)(Getty Images)


 2009年USオープン優勝者のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)がアルゼンチン・ブエノスアイレスで引退試合を行い、母国のファンに最後のプレーを披露した。

 エキシビションマッチでノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦したデル ポトロは第1セットを6-4で先取し、一部ガブリエラ・サバティーニ(アルゼンチン)とヒセラ・ドゥルコ(アルゼンチン)を交えたダブルスをプレーした第2セットを7-5で取って有終の美を飾った。

 最後のポイントはジョコビッチがコート中央に緩いボールを送って両手を広げ、デル ポトロがトレードマークでもあった強力なフォアハンドを打ち込んでショーを締めくくった。

 アルゼンチン・ブエノスアイレス州タンディル出身で36歳のデル ポトロはツアーレベルでシングルス22勝&ダブルス1勝を挙げ、2018年8月に世界ランク自己最高3位をマークした。

 2018年10月に上海(ATP1000/ハードコート)の3回戦で右の膝蓋骨を痛めたデル ポトロは復帰後の翌年6月にふたたび右膝を負傷し、そこから何度も手術を受けたが完全に復活することはできなかった。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取ったデル ポトロは2022年2月にブエノスアイレス(ATP250/クレーコート)で復帰したが、結果的に同胞のフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)に1-6 3-6で敗れた1回戦が最後の公式戦でのプレーとなった。

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写真◎Getty Images

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