野口莉央がチャレンジャー大会のシングルスで初のタイトル獲得 [ノンタブリー・チャレンジャー]

写真は2023年ニューサウスウェールズ・オープンでの野口莉央(明治安田生命)(Getty Images)


 ATPツアー下部大会「バンコク・オープン2」(チャレンジャー75/タイ・ノンタブリー/1月6~11日/賞金総額10万ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、野口莉央(明治安田)がツイ・ジー(中国)とのノーシード対決を7-6(9) 6-2で制して優勝を飾った。試合時間は2時間3分。

 2019年全日本テニス選手権の優勝者で26歳の野口がチャンジャ―大会の同種目で決勝に進出したのは昨年8月の済南(チャレンジャー50/ハードコート)以来で3度目だったが、初勝利を挙げた。

 今大会での野口は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のタナペット・チャンタ(タイ)を7-5 6-3で、2回戦でコランタン・デノリ(フランス)を6-3 6-3で、準々決勝でワイルドカードのマキシマス・ジョーンズ(タイ)を3-6 6-1 6-0で、準決勝ではマーフィー・カッソーネ(アメリカ)を7-5 6-7(4) 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 ダブルスでは渡邉聖太(橋本総業ホールディングス)/柚木武(イカイ)がノーシードから2試合を勝ち上がり、準決勝でダニエル・クキエルマン(イスラエル)/ジョシュア・パリス(イギリス)に3-6 7-6(17) [5-10]で敗れはしたが4強入りした。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

試合結果◎日本人選手|本戦

男子シングルス決勝

○6野口莉央(日本/明治安田)7-6(9) 6-2 ●30ツイ・ジー(中国)

男子シングルス準決勝

○6野口莉央(日本/明治安田)7-5 6-7(4) 6-3 ●15マーフィー・カッソーネ(アメリカ)

男子シングルス準々決勝

○6野口莉央(日本/明治安田)3-6 6-1 6-0 ●3マキシマス・ジョーンズ(タイ)[WC]

●19高橋悠介(日本/三菱電機)[Q] 3-6 6-4 2-6 ○21マラト・シャリポフ(ロシア)

男子シングルス2回戦

○6野口莉央(日本/明治安田)6-3 6-3 ●7コランタン・デノリ(フランス)

●18守屋宏紀(日本/安藤証券)4-6 4-6 ○19高橋悠介(日本/三菱電機)[Q]

男子シングルス1回戦

○6野口莉央(日本/明治安田)7-5 6-3 ●5タナペット・チャンタ(タイ)[WC]

●20今村昌倫(日本/JCRファーマ)6-2 6-7(6) 1-3 Ret. ○19高橋悠介(日本/三菱電機)[Q]

○18守屋宏紀(日本/安藤証券)5-1 Ret. ●17マレク・ゲンゲル(チェコ)[5]

●2磯村志(日本/やすいそ庭球部)[Q] 2-6 1-6 ○1スー・ユーシャオ(台湾)[1]

●12白石光(日本/SBC メディカルグループ)[Q] 0-6 2-6 ○11エンリコ・ダッラ バッレ(イタリア)

男子ダブルス準決勝

●2渡邉聖太/柚木武(橋本総業ホールディングス/イカイ)3-6 7-6(17) [5-10] ○8ダニエル・クキエルマン/ジョシュア・パリス(イスラエル/イギリス)

男子ダブルス準々決勝

○2渡邉聖太/柚木武(橋本総業ホールディングス/イカイ)6-3 2-6 [10-5] ●3フランシス ケーシー・アルカンタラ/エバン・キング(フィリピン/アメリカ)

男子ダブルス1回戦

●13ナム・ジソン/上杉海斗(韓国/江崎グリコ)6-4 6-7(5) [2-10] ○14ホー・レイ/ニール・オーバーライトナー(台湾/オーストリア)

○2渡邉聖太/柚木武(橋本総業ホールディングス/イカイ)4-6 6-3 [10-4] ●1ヤコブ・シュナイター/マルク・ワルナー(ドイツ)[1]

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写真◎Getty Images

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