内島萌夏が過去3戦全敗だったリネッテを10ポイントタイブレークの末に倒してシングルスの本戦初勝利 [オーストラリアン・オープン]

写真は内島萌夏(安藤証券)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、内島萌夏(安藤証券)がマグダ・リネッテ(ポーランド)に4-6 6-2 7-6(10-8)で逆転勝利をおさめて本戦初勝利を挙げた。

 第2セットを取り返した内島は第3セットで3度に渡って先行されながらその都度追いつき、もつれ込んだ10ポイントタイブレークでも5-7から挽回した末に迎えた2度目のマッチポイントをものにして2時間14分で競り勝った。

 2023年大会で4強入りした実績を持つリネッテは第3セット5-3からのサービスゲームでマッチポイントを握っていたが、ダブルフォールトでチャンスを逃してしまった。

 同大会に3年連続出場となる23歳の内島は2023年に単複でアジア・パシフィック枠のワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取りグランドスラム本戦デビューを果たしてワン・シンユー(中国)とのダブルスで1勝をマークしたが、シングルスは初戦敗退に終わっていた。昨年は予選2回戦で、フィオナ・フェロ(フランス)に4-6 1-6で敗れていた。

 ふたりはこれが4度目の対決だったが、リネッテは初黒星を喫した。昨年は9月に北京(WTA1000/ハードコート)の2回戦で顔を合わせ、リネッテが6-4 4-6 6-3で勝っていた。

 内島は次のラウンドで、第14シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)と対戦する。アンドレエワは前日に行われた1回戦で、マリー・ブーズコバ(チェコ)を6-3 6-3で下して勝ち上がった。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles