シフィオンテクが4回戦も圧勝、リスはラッキールーザーで掴んだ夢の進撃に終止符「人生でもっとも素晴らしい1週間」 [オーストラリアン・オープン]

写真は4回戦を戦い終えたイガ・シフィオンテク(ポーランド/右)とエバ・リス(ドイツ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がエバ・リス(ドイツ)を6-0 6-1で退けベスト8に進出した。

 第2セットでリスがキープしたため前の試合から続いていた連続ゲーム奪取は「20」でストップしたが、シフィオンテクが続く3ゲームを連取して59分で圧勝した。

「確かに効率よくプレーできたのはうれしい。かなり自信を感じていた。だから立ち上がりから畳みかけたの。それでインパクトを与えられるとわかっていたから」とシフィオンテクは試合後にコメントした。

 予選決勝で敗れながら第13シードで出場予定だったアンナ・カリンスカヤ(ロシア)が試合当日に棄権したためラッキールーザーで本戦入りが決まっていたリスの快進撃はここでストップしたが、今まで105位が最高だった世界ランクでトップ100デビューすることが確定した。全豪でラッキールーザーの選手が4回戦まで勝ち進んだのは、会場が現在のメルボルン・パークに移ってからは初めてだった。

「間違いなく人生でもっとも素晴らしい1週間だった。結果だけではなく、全体のストーリーも含めてね」とリスは夢の進撃を振り返った。

「ラッキールーザーのチャンスがある最終日に土壇場で本戦入りし、フライトを変更して1勝目、2勝目、トップ100入り…。このような週のために私は何年も努力を積んできたんだから」

 シフィオンテクは次のラウンドで、第9シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-4 5-7 7-5で破って勝ち上がった第8シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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