デミノーが母国のグランドスラム大会で初のベスト8進出「もっといいものを目指そうじゃないか」 [オーストラリアン・オープン]

写真は母国のグランドスラム大会で初の8強入りを決めたアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で第8シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が20歳のアレックス・ミケルセン(アメリカ)を6-0 7-6(5) 6-3で退け、母国の四大大会で初めてベスト8に進出した。

 立ち上がりから8ゲーム連取と快調なスタートを切ったデミノーは第2セット5-4からブレークバックを許したが、もつれ込んだタイブレークものにすると第3セット3-2から相手のサービスゲームを破って2時間9分で勝利を決めた。

「物凄く大きな意味がある。オーストラリアで皆さんの前でいいプレーをすること以上に僕が願うことはない」とデミノーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ようやくここで準々決勝に進出できてうれしい。もっと大きな、もっといいものを目指そうじゃないか」

 昨年にフレンチ・オープンとウインブルドンで初めて8強入りしたデミノーは、これで4つのグランドスラム大会すべてで準々決勝に到達した。全豪では3年連続で4回戦止まりだったが、ここを突破したことで4大会連続でこのラウンドまで勝ち進んだ。

「僕のキャリア全体がそうだけど、それは日々の積み重ねだった。一夜にして成功した訳じゃない。毎年少しずつ成長しなければならなかった。少し強くなり、体も大きくなってサービスでフリーポイントが多めに取れるようになる。自信が付き、そういったものの組み合わせが成功に繋がるんだ。最終的にはやり続けたことが必ず報われるのだと思う」

 地元オーストラリアの期待を背負うデミノーは次のラウンドで、第13シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)を6-3 3-6 6-3 6-2で破って勝ち上がった第1シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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