第3セットで2度のブレークダウンを克服したサバレンカがパブリウチェンコワに対する準々決勝に勝利 [オーストラリアン・オープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第27シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-2 2-6 6-3で振りきりベスト4に進出した。

 第2セットを取り返されたサバレンカは第3セット序盤に2度先行されながらその都度追いつき、3-3から最後の3ゲームを連取して1時間53分で勝利をもぎ取った。

 同大会に8年連続出場となる26歳のサバレンカは、2023年と24年にタイトルを獲得。昨年は決勝でジェン・チンウェン(中国)を6-3 6-2で退け、同種目で2012年と13年に成し遂げた母国の先輩でもあるビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)以来となるタイトル防衛に成功した。

 前哨戦のブリスベン(WTA500/ハードコート)を制して今大会を迎えているサバレンカは、連勝を「10」に伸ばした。

 この結果でサバレンカは、パブリウチェンコワとの対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。屋外ハードコートでは2019年8月にトロント(WTA1000)の1回戦で顔を合わせ、パブリウチェンコワが3-6 6-3 7-5で勝っていた。

 今大会でのサバレンカは1回戦でスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-3 6-2で、2回戦でジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)を6-3 7-5で、3回戦でクララ・タウソン(デンマーク)を7-6(5) 6-4で、4回戦では第14シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)を6-1 6-2で破って8強入りを決めていた。

 サバレンカは次のラウンドで、第11シードのパウラ・バドーサ(スペイン)と対戦する。バドーサは準々決勝で、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)を7-5 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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