ヒュウェットが2年ぶりの単複2冠、小田凱人の連勝は「20」でストップ [オーストラリアン・オープン車いすの部]

写真は車いす男子シングルスで2年ぶり2度目の優勝を飾ったアルフィー・ヒュウェット(イギリス/左)と準優勝の小田凱人(東海理化)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の車いす男子シングルス決勝で、第2シードのアルフィー・ヒュウェット(イギリス)がディフェンディング・チャンピオンで第1シードの小田凱人(東海理化)を6-4 6-4で倒して下して2年ぶり2度目の優勝を飾った。試合時間は1時間36分。

 決勝は3年連続で同一カードとなったが、前年に敗れたヒュウェットが2勝1敗と勝ち越した。

 27歳のヒュウェットがグランドスラム大会の同種目でタイトルを獲得したのは、昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来で通算10度目(全豪2回、全仏3回、ウインブルドン1回、全米4回)となる。

 前日にゴードン・リード(イギリス)とのペアで第1シードだったダブルスで大会6連覇を果たしていたヒュウェットは、2年ぶりの単複2冠を達成した。

 今大会でのヒュウェットは1回戦でステファン・ウッデ(フランス)を6-4 6-2で、準々決勝でルーベン・スパールガレン(オランダ)を6-0 6-0で、準決勝では第4シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)を6-3 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 18歳の小田はマルティン・デ ラ プエンテ(スペイン)に6-1 3-6 3-6で敗れた昨年のウインブルドンを最後に負け知らずだったが、連勝は「20」でストップした。

 車いすテニスは2023年から規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われる。

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写真◎Getty Images

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